「傷みすぎて売れない」実家の空き家、あきらめていませんか|現状のまま手放せる買取という選択肢

ブログ

「こんなに傷んだ家、買い手なんてつくわけがない」——田舎にある両親の実家を思い浮かべて、そう感じていませんか。

屋根に穴が空いている。雨漏りの跡がある。何年も人が住んでおらず、庭は草に覆われ、家の中には家財道具が残ったまま。地元の不動産屋に相談したら「これはちょっと難しいですね」と言われてしまった。——そんな経験から、「もう、どうしようもない」とあきらめかけている方は少なくありません。

でも、あきらめる前に知っておいてほしいことがあります。傷んだ家、片付いていない家、そのままの状態でも手放せる方法があるのです。この記事では、なぜ傷んだ実家は「売れない」と言われるのか、そして現状のまま手放せる「買取」という選択肢について、正直にお伝えします。

実は、多くの人が同じ悩みを抱えている

まず知っておいてほしいのは、あなた一人が困っているわけではない、ということです。

相続を控えた1,000人を対象にした調査では、実に半数以上の人が「実家を相続したくない」と答えています。理由の多くは、管理の負担や費用への不安。そして空き家をそのまま放置してしまう人の多くが、その理由に「親族間でどうするか決めていない」「解体するお金がない」を挙げています。

つまり、「傷んだ実家をどうすればいいかわからず、動けないまま時間が過ぎている」——これはごく当たり前の状態なのです。あなたの決断力が足りないわけでも、親不孝なわけでもありません。

「手放すのは、親に申し訳ない」という気持ちについて

もう一つ、多くの方が口にしないけれど抱えている気持ちがあります。それは、実家を手放すことへの罪悪感です。

「自分が生まれ育った家を、お金に換えてしまっていいのか」「親が大切にしていた家なのに」「親族に反対されるかもしれない」——日本では、土地や家は代々受け継いでいくもの、という考え方が根強く残っています。だからこそ、手放す決断に後ろめたさを感じてしまうのは自然なことです。

けれど、少し視点を変えてみてください。

誰も住まず、手入れもされない家は、時間とともに傷み、やがて近隣に迷惑をかける存在になりかねません。倒壊の危険、外壁の落下、不法投棄——放置された空き家は、地域にとってのリスクになります。

適切なタイミングで手放すことは、家を粗末にすることではなく、むしろ家と地域を守る前向きな選択です。思い出は家がなくなっても消えません。建物という「形」に縛られて負担を抱え続けるより、きちんと区切りをつけることが、結果的に親の想いに応えることにもなるのではないでしょうか。

なぜ、傷んだ実家は「売れない」と言われるのか

では、そもそもなぜ地元の不動産屋で「難しい」と言われてしまうのか。ここには、不動産売却の仕組みが関係しています。

一般的な不動産売却は「仲介」という方法です。仲介とは、不動産会社が買い手を探してくれる方式のこと。つまり、最終的に家を買うのは一般の個人です。

一般の買い手は、多くの場合「自分が住むため」に家を探しています。だから、雨漏りしている家、シロアリ被害のある家、大規模なリフォームが必要な家は敬遠されがちです。不動産会社としても「リフォームしてからでないと買い手が見つかりにくい」と判断し、結果として「難しい」という返事になるわけです。

決して、あなたの実家に価値がないという意味ではありません。仲介という売り方が、傷んだ物件に向いていない、というだけのことなのです。

「売れない→放置」が招く、いちばん怖い結末

ここで問題なのは、「売れない」と言われたまま放置してしまうことです。

人が住まない家の劣化は、驚くほど速く進みます。今年より来年、来年より再来年と、家はどんどん売りにくくなっていきます。そして放置には、もう一つ大きなリスクがあります。

管理されない空き家は、行政から「特定空き家」や「管理不全空き家」に指定される可能性があります。指定を受けて勧告に至ると、これまで受けていた住宅用地の特例が外れ、固定資産税が最大6倍に跳ね上がります。

「売れないから放置」→「放置で劣化と増税」→「ますます売れない」。この悪循環にはまってしまう前に、動くことが大切です。

(固定資産税が6倍になる仕組みについては「田舎の実家、放っておくと固定資産税が6倍に」で詳しく解説しています。)

仲介とは違う「買取」という方法

そこで知っておいてほしいのが、「買取」です。

買取とは、不動産会社が自ら直接、家を買い取る方法です。買い手を探すのではなく、会社そのものが買主になります。この違いが、傷んだ実家にとって決定的に効いてきます。



仲介

買取

誰が買う

一般の個人

不動産会社

傷んだ家

敬遠されやすい

現状のままでOK

売れるまで

数ヶ月〜年単位も

最短で数週間

価格

相場に近い

相場の6〜8割程度

向いている人

時間をかけて高く売りたい

早く確実に手放したい

買取なら、なぜ「現状のまま」でいいのか

買取業者は、買い取った家をリフォームして再販したり、解体して活用したりすることを前提にしています。だから、家が傷んでいることは最初から織り込み済みなのです。

その結果、こんな状態でも査定・買取が可能です。

  • 屋根に穴が空いている、雨漏りしている

  • シロアリ被害や設備の故障がある

  • 家財道具や仏壇が残ったまま

  • 何年も掃除していない

あなたが修繕費を用意する必要も、大掛かりな片付けをする必要もありません。「きれいにしてからでないと相談できない」と思って動けずにいた方にとって、これは大きな安心材料になるはずです。

正直にお伝えする、買取のデメリット

良いことばかりでは、かえって信用できませんよね。正直にお伝えします。

買取の価格は、市場相場のおよそ6〜8割程度になるのが一般的です。業者が再販のためのリフォーム費用や解体費用を負担する分、その費用が差し引かれるためです。

ですから、「時間がかかってもいいから、少しでも高く売りたい」という方は、まず仲介を検討する価値があります。

一方で、次のような方には買取が向いています。

  • とにかく早く、確実に手放したい

  • 修繕や片付けにお金や手間をかけたくない

  • 固定資産税や管理の負担から早く解放されたい

  • 遠方に住んでいて、何度も現地に通えない

スピードと確実性、そして手間ゼロで手放せること。これが買取の価値です。

どんな物件まで対応できるのか(正直な線引き)

「うちの実家は特殊だから」と心配される方のために、対応できる範囲を正直にお伝えします。

対応できるもの

  • 屋根に穴・雨漏りなど、傷みが激しい物件

  • 畑がセットになっている物件(家と畑を一緒に)

  • 山林や別荘地(物件とあわせてのご相談)

対応が難しいもの

  • 畑だけ、農地だけの取り扱い

農地単体は法律上の制約があり扱えませんが、家と畑がセットであれば対応可能です。「田んぼや畑がついているから無理だろう」とあきらめていた方も、まずは全体を見せていただければと思います。

こうした「一般では断られがちな物件」こそ、専門的に空き家を扱う体制が力を発揮します。

手放すまでの流れ

買取は、手続きもシンプルです。

  1. 問い合わせ:まずは電話やフォームで、物件の状況をざっくりお伝えください

  2. 現地査定:実際に物件を見て、状態を確認します

  3. 価格のご提示:買取価格をお出しします

  4. ご契約:金額にご納得いただけたら契約へ

  5. 決済・お引き渡し:代金をお受け取りいただき、完了

仲介のように買い手を待つ必要がないため、条件が整えば最短で数週間でのお引き渡しも可能です。

私たちにできること

私たち株式会社ユーワンは、岐阜県中津川市で創業70年以上、地域の暮らしに寄り添ってきました。葬祭・介護・不動産と、人生の節目に関わる事業を営むなかで、「親を見送った後、実家をどうすればいいか」という相談を数多くいただいてきました。

だからこそ、傷んだ実家の買取・管理・活用・解体を、ワンストップでご相談いただけます。中津川・東濃エリアで、地元をよく知る私たちが、現地までしっかり足を運びます。

「こんな家、相談していいのかな」とためらう必要はありません。傷んでいても、片付いていなくても、畑がついていても、まずは今の状態のままお聞かせください。

まとめ|あきらめる前に、一度相談を

最後に、要点を整理します。

  • 傷んだ実家が「売れない」と言われるのは、仲介が一般の買い手を探す方式だから。物件に価値がないわけではない

  • 「売れないから放置」は、劣化と固定資産税6倍を招く最も避けたい選択

  • 買取なら、雨漏りやシロアリ、残置物ありでも現状のまま手放せる

  • 価格は相場の6〜8割程度になるが、スピード・確実性・手間ゼロが得られる

  • 畑付き物件も対応可能(農地単体は不可)。セットならまず相談を

実家を手放すことに、罪悪感を覚える必要はありません。それは家と地域を守り、次の世代に負担を残さないための、前向きな一歩です。「どうしようもない」とあきらめていた実家も、道はきっとあります。まずは今の状態のまま、お気軽にご相談ください。